
路出入口付近ではドアの開閉、人の出入りにより当たらないようにする。
イ 転落・墜落のおそれのある作業の開始前には必ず「作業前ミーティング」を行い作業内容、手順、方法等を周知するとともに安全な足場を確保し、必要な保護具の使用の励行を図る。
ウ ハッチは、航海中、停泊中を問わず作業終了後は完全に閉める。
(2)衛生指導班の指導内容
衛生指導班は、検疫所、保健所、(社)日本海員掖済会、(財)船員保険会等の協力の下に、次に掲げる事項について指導を行う。
?船内飲用水の水質検査及び遊離残留塩素の含有率の検査、タンク等の洗浄等により適正な水質管理を徹底する。
?健康診断等の実施及び船員災害防止協会が実施する「船員の体と心の健康確保による災害防止事業」の活用により、船員の健康状態を継続的かつ適切に把握し、作業環境や船内食生活の改善、適正配置を行う等適切な健康管理対策を推進する。
?成人病に関する教育を徹底するとともに、船員保険成人病予防健診等の定期的、継続的な受診の徹底を図る。
(3)安全指導班・衛生指導班の共通指導内容
?外国人船員に対する安全衛生教育等の徹底を図る。
?緑十字旗の掲揚、ポスター及び標語ビラの掲示、安全担当者及び衛生担当者のバッチ、腕章の着用を励行する。
2 遭難時における船員の生存に関する講習会等の実施
地方(地区)船員労働安全衛生協議会は、関係者の協力を得て、生存に必要な知識、技能に関する講習会等を開催し、特に受講者に対しては膨脹式救命いかだの展張等救命設備の取扱いに係る実技訓練の実施に努める。
3 安全衛生管理体制に関する指導の強化等
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